Air Jordan 1Chicago(エアジョーダン 1 シカゴ)といえばスニーカー好きでは外せない1足だ。
そこでChicago(シカゴ)のオリジナルモデルから復刻モデルまでの全てについてまとめた。
目次
1.Air Jordan 1について
Air Jordan 1(エアジョーダン1)はMichael Jordan (マイケルジョーダン)のシグネチャーモデルであり、Air Jordan 1の"AIR"にはシューズに搭載されたエアユニットの"AIR"とダンクシュートの長い滞空時間の"AIR"、ふたつの意味がある。
Michael Jordan (マイケルジョーダン)はChicago Bulls (シカゴブルズ)で6度のNBA優勝を経験、アメリカ代表としてもオリンピックで2度優勝を果たしている伝説のプレイヤーだ。
そんなAir Jordan 1(エアジョーダン1)の中でも人気の高いカラー"BRED"は当時NBAの規定に反してるとしオンコートでの着用が認められなかったが、Michael Jordan (マイケルジョーダン)は毎試合5000ドルもの罰金を支払い着用していた。
実際はNike (ナイキ)が罰金を支払っていたと言われており、NBA規定に反しながら着用していたことで話題となり逆手を取ったマーケティングが行われていた。
実は、Jordan Brand (ジョーダンブランド)のデザイナーとしても有名なTinker Hatfield (ティンカーハットフィールド)がAir Jordan (エアジョーダン)をデザインし始めたのはAir Joradan 3(エアジョーダン3)からで、このAir Jordan 1を手がけたデザイナーであるPeter Moore (ピータームーア)であり彼はadidas (アディダス)アメリカ支社の創設者という異色の経歴を持つ人物であった。
2.Air Jordan 1 Chicagoについて
Air Jordan 1(エアジョーダン1)と聞いたら"BRED"と"CHICAGO"を思い浮かべる人も多いのではないか。
この2カラーはMichael Jordan (マイケルジョーダン)が当時所属していたChicago Bulls (シカゴブルズ)のユニフォームカラーのレッド、ブラック、ホワイトが使われ強いインパクトの残るカラーリングとなっている。
CHICAGOカラーは1985年に発売されて以降過去3度復刻モデルが発売、オリジナルモデルを含め4度発売されている。
一見同じように見える4モデルだがシルエットや素材、デザインが若干異なっている。
そこで今回はオリジナルモデルから復刻モデル、その派生形にまでまとめた。
Michael Jordanが着用していた時の写真
3.Air Jordan 1 Chicagoの偽物について
Air Jordan 1(エアジョーダン1)はスニーカーの中でも高い人気があるため、現状多くの偽物が出回ってしまっている。
本物と偽物の見分けポイントを簡単に紹介していく。
インソール
偽物の場合インソールに入っている"NIKEAIR"のロゴが雑なものが多く、位置が極端にずれている場合やスウッシュのバランスが悪いものが存在する。
ウィングロゴ
個体差はあるもののウィングロゴがずれていたり、JORDAN の文字の太さが本物とは違う偽物が多い。
昨今の偽物は非常に良くできているため、写真からではなかなか判別がつかないため、購入を検討している人は十分注意しよう。
モノカブでは鑑定付きで売買ができるので安心して購入することができるので、チェックしよう。
4.1985年のAir Jordan 1 Chicagoについて
オリジナルモデルとなる1985年のAir Jordan 1 Chicago (エアジョーダン1シカゴ)はリリース時に超がつく人気商品だった。
人気がゆえに転売されることが多く、Nike(ナイキ)は転売されるのを防ぐのを目的とし生産量を増やし発売したが、結果的にセールとなり定価が65ドルであったものが20ドル程度で販売されてしまったというエピソードがある。
また現在発売されている多くのOGモデルはシューレースが通されていないが、この初期モデルは上まで通された状態で販売されていた。
5.1994年のAir Jordan 1 Chicagoについて
記念すべき1回目に復刻となった1994年モデル。
年数が経過しているため市場に出回ることはほぼないが、オリジナルモデルである1985年のものを忠実に再現したモデルでコアなファンからの人気は高い。
1994年のモデルとオリジナルモデルを比較すると、シューボックスが過去のジョーダンシリーズの写真などが描かれたもので異なっている。
また、若干であるが、ヒールが高くなっている。
6.2013年のAir Jordan 1 Chicagoについて
2013年に復刻されたAir Jordan 1 Chicago (エアジョーダン1シカゴ)、このモデルはオリジナルモデルとは異なりJamp Man Logo (ジャンプマンロゴ)がヒールとシュータン部分に入っている。
通常ミッドカットのJordan 1(ジョーダン 1)にジャンプマンロゴが使われることが多いが、このハイカットでかつ、オリジナルカラーとしてジャンプマンが使用されるといった点はスニーカー好きから賛否両論が出ているが、現在もプレ値で取引されており、人気は明らかだ。
7.2015年のAir Jordan 1 Chicagoについて
最近に復刻されたのは2015年のものだ。
2015年モデルはオリジナルモデルを限りなき近い状態で再現。
1985年モデル同様のシューボックス、オリジナルモデルがシューレースが通った状態で発売されていたため2015年モデルもシューレースが通った状態で発売された。
8.そのほかのAir Jordan 1 Chicagoについて
最近ではシカゴカラーに少し変化を加えたモデルが多数発売されている。
代表的なものは2018年に発売されたOff-White (オフホワイト)コラボのものだ。
カラーはシカゴカラーをそのまま使用しているが、遊び心のあるスウッシュに加え、ミッドソールに"AIR"の文字が入った変わったデザインで人気を集めた。
2018年12月に発売されたスパイダーマンの映画公開を記念して発売された、Nike Air Jordan 1 Retro High Spider-Man Origin Story(ナイキ エア ジョーダン 1 レトロ ハイ スパイダーマン オリジン ストーリー)はクリアソールにスパイダーマンをイメージしたドットのようなものがアッパーにコーティングされている。
最近では色を落とすとレイカーズカラーからシカゴカラーに変化する、少し変わったデザインが施されたNike SB × Air Jordan 1 LA TO CHICAGO (ナイキ SB × エア ジョーダン 1 LA TO CHICAGO)発売され話題を呼んでいる。
Jordan 1 Chicago(ジョーダン 1 シカゴ)でもアレンジされたものや、オリジナルでも様々な変化が見られる。
デットストックとなっているJordan 1(ジョーダン 1)は偽物も非常に多いので、購入を検討している場合はモノカブを利用しよう。