


「Kanye West(カニエ・ウェスト)」に才能を見出されキャリアをスタートさせた「TRAVIS SCOTT(トラヴィス・スコット)」。
「Rihanna(リアーナ)」や「Madonna(マドンナ)」などの楽曲のプロデュースはじめ、自身のラップ・ソングまで幅広い活躍を見せる。
また、「Riccardo Tisci(リカルド・テッシ)」や「Saint Laurent(サン ローラン)」、「Alexander Wang(アレキサンダー・ワング)」のキャンペーンの顔に抜擢されるなど、独自のセンスを活かしたスタイリングでファッション業界からも注目を集めている。
ファッション業界からも注目を集め、ヒップホップシーンを盛り上げる若きラッパー「TRAVIS SCOTT(トラヴィス・スコット)」。
これまでNIKE(ナイキ)とのコラボレーションを発売すると即完売、セカンダリーマーケットでは必ずプレ値がつくという熱狂ぶりだ。
目次
1.TRAVIS SCOTT× NIKE AIR JORDAN 1について
ノースカロライナをチャンピオンの座にまで登りつめらせたウィニングショットを決めて以来、「マイケル・ジョーダン」は常にバスケットボール界のトップを走り続けてきた。
1985年に初めてAIRJODAN1を履いてコートに立つと、次々とNBAの常識を破り、世界中のファンの心をわしづかみにしてきた。
そんなNIKE(ナイキ)の名作AIR JORDAN 1(エアジョーダン1)をローリングストーン誌の広告にて着用したTRAVIS SCOTT(トラヴィス・スコット)だが、そのモデルが以前から噂されていたTRAVIS SCOTT×NIKE AIR JORDAN 1(トラヴィス・スコット × ナイキ エア ジョーダン 1)だったのだ。
アッパーはブラウンをベースにホワイトとブラックで構築されている。
注目すべきポイントはアウトサイドのスウッシュだ。
これまで型破りな思考でNIKE(ナイキ)とのコラボを成功してきたTRAVIS SCOTT(トラヴィス・スコット)らしく反転させたスウッシュをデザインしているのだ。
インサイドのスウッシュは通常のモデルのスウッシュで、シュータンにはTRAVIS SCOTT(トラヴィス・スコット)の運営レーベル”CACTUSJACK”のロゴを採用している。
紙幣を入れることができる隠しポケットなどのデザインが特長的なモデルとなっている。
TRAVIS SCOTT(トラヴィス・スコット)の公式Instagramで初公開された時には、「STILL COOKING」とコメントされており、作成中の状態だと推測される。2019年4月に発売予定だ。
追記
2月11日にUSで突如極少数のリリースがあった。
Travis Scott(トラヴィス・スコット)のグラミー賞に合わせたリリースだったとのことだが日本での販売はなし。
詳細、およびオフィシャルピクチャーをアップした。
5月11日国内発売決定。
販売リンクを下記に設置。
5/9海外抽選販売のリンクを設置
1-1.TRAVIS SCOTT× NIKE AIR JORDAN 1の販売リンク
リセール
1-2.TRAVIS SCOTT× NIKE AIR JORDAN 1の詳細
モデル | Travis Scott × Nike Air Jordan 1 High OG TS SP |
カラー | セイル/ダークモカ/レッドブラック |
スタイルコード | CD4487-100 |
発売日 | 2019年5月11日 |
定価 | 17,280円(税込) |
1-3.TRAVIS SCOTT× NIKE AIR JORDAN 1の写真
2.いままでのTRAVIS SCOTTとのコラボについて
「TRAVIS SCOTT(トラヴィス・スコット)」は、「Kanye West(カニエ・ウェスト)」率いるG.O.O.D.Music(グッド・ミュージック)と契約しているテキサス州ヒューストン出身の人気HIPHOPラッパー兼プロデューサーである。
ジャズの作曲家である祖父と、ミュージシャンの父を持つ音楽界の若き天才だ。
そんなTRAVIS SCOTT(トラヴィス・スコット)がNIKE(ナイキ)とコラボレーションするきっかけとなったのが、スニーカー史に残る名作AF1の誕生35周年を記念して始動した特別なプロジェクト“AF-100”だ。
NIKE(ナイキ)は“AF-100”を始動させるにあたって、現代のファッションシーンを語る上で避けることができないクリエイター5名を招聘した。
その5名とは、“THE TEN(ザ・テン)”でも話題を集めた「Off-White(オフ・ホワイト)」の創設者「Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)」、
「JAY-Z(ジェイ・ジー)」と共に”Roc-A-Fella Records(ロッカフェラ・レコード)”を創設した「Kareem Biggs Burke(カリーム・バーク)」、
”Just Don”の主宰者で「Kanye West(カニエ・ウェスト)」のマネージャーとしても知られる「Don C(ドン・C)」、
”ACRONYM(アクロニウム)”を手がける「Errolson Hugh(エロルソン・ヒュー)」というメンバーである。
その中の1人にTRAVIS SCOTT(トラヴィス・スコット)も招聘されたのだ。
「過激なラッパー」という彼のステータスとオフステージでの振る舞いを見事に取り入れたデザインは独自の美学やディテールをうまく落とし込んでおり、特別なコラボレーションを成功させた。
その後もAJ4とのコラボレーションを実現させているのだが、その前にJORDAN BRAND(ジョーダンブランド)とのコラボレーションを2017年に実現させている。
それが「Jordan Trunner(ジョーダン・トランナー)」の”CACTUS JACK(カクタス・ジャック)”モデルだ。
その”CACTUS JACK”モデルは、「Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)」の“DAMN TOUR”にTRAVIS SCOTT(トラヴィス・スコット)がゲスト登場した際、ファンに自ら履いていた一足をプレゼントした幻の1足である。
様々な形でNIKE(ナイキ)とのコラボレーションを成功させている。
2-1. TRAVIS SCOTT × Nike Air Force AF-100
AIRテクノロジーを搭載したNIKE(ナイキ)初のバスケットコート用シューズとして1983年に登場して以来、屋内バスケットボールからストリートバスケットに至るまで、バスケットシューズの常識を塗り替えてきた。
またその画期的な特長はバスケットボールだけではなく、ファッションシーンにおいても定番アイテムとして愛され続けてきたスニーカー史に残る名作スニーカーだ。
このコラボレーションはAF1の35周年を記念して始動した特別プロジェクト”AF-100”のコレクションである。
100の数字はトリプルホワイトのカラーコードを意味している。
ホワイトベースで統一されたコレクションの4日連続リリースの第3弾を飾ったのが、TRVIS SCOTT(トラヴィス・スコット)がプロデュースした一足だ。
AF1を象徴するオールホワイトモデルではなくペールトーンのセイルカラーをベースに採用している。
マテリアルとして選ばれたキャンバス地は、ヒューストンの作業着からインスピレーションを受けており、仕事に没頭するTRAVIS SCOTT(トラヴィス・スコット)の一面を重ね合わせてぜザインされた。
一方で、ステージ上でライトを浴びて「過激なラップ」状態に入り込んだパフォーマンス中の彼をリフレクティブ素材のパイピングとアイレットに落とし込んでいる。
一見、白1色のように見えるが、角度を変えることで素材の奥行きや重なりが感じられる。
サイドにはメタリックのスウッシュが搭載されており、着脱可能なフレイム調・クロム調・プリズム調3種類のスウッシュが付属している。
シューレースには着脱可能なベルクロの”CACTUS JACK””をデザインした左右異なる2種類のエンブレムを採用。
彼のグリルをモチーフにした2本のデュブレが取り付けられており、シンプルながらも緻密で生き生きした印象を与えている。
上下逆さまに刻印されたヒールのNIKE AIR(ナイキ エアー)ロゴも静かな日常の彼とステージの過激な彼の二面性を表現している。
TRAVIS SCOTT(トラヴィス・スコット)がデザインしたNIKE AIR FORCE 1(ナイキ エアフォース 1)は、一見するとシンプルに仕上がっているが、TRAVIS SCOTT(トラヴィス・スコット)が履いてステージに上がれば、眩い輝きを放ち今回のコラボレーションに込めた情熱と努力を垣間見ることができる。
TRAVIS SCOTT × Nike Air Force AF-100(トラヴィス・スコット × ナイキ エアフォース AF-100)の定価は17,280円だったが、今もなおセカンダリーマーケットでは高額で取引されている。
2-2.TRAVIS SCOTT X AIR JORDAN 4 “CACTUS JACK”
Off-White(オフホワイト)の「ヴァージル・アブロー」やフットボールクラブの「PSG(パリ・サン=ジェルマン)」やファッション誌「VOUGE(ヴォーグ)」など業界問わず様々なコラボレーションを行ってきているのがJORDAN BRAND(ジョーダンブランド)だ。
JORDAN BRAND(ジョーダンブランド)の中でも代表的なスニーカーのAIR Jordan 4(エアジョーダン4)は、1989年に発売されメッシュ素材やTPUパーツなど先進的技術を余すことなく採用することで一躍人気となったハイテクスニーカーだ。
エア・フライトと同じソールユニットを採用し、メッシュパネルやプラスチックパーツをスニーカーへ取り入れたデザインは近代的なスタイルで現在でも世界中の多くの人に愛されている。
そんなAIR Jordan 4(エアジョーダン4)とTRAVIS SCOTT(トラヴィス・スコット)とのNIKE(ナイキ)コラボスニーカー第2弾「Air Jordan 4TRAVIS SCOTT(エアジョーダン 4 トラヴィス・スコット)」が2018年6月9日に発売された。
アメリカのテネシー州に本拠地を置くNFLチーム「Tennessee Titans(テネシー・タイタンズ)」が、本拠地を移転する前に「Houston Oilers(ヒューストン・オイラーズ)」と名乗っていた時代を回顧したモデルとなっている。
アッパーにスエード素材を使用しており当時のスタジアムを染め、ユニフォームにも使用されているチームカラーの鮮やかなライトブルーをメインにレッドとブラックをアクセントカラーに採用している。
左足のヒールには主宰するレーベル”CACTUS JACK”のロゴが、右足には“JUMP MAN”のロゴがあしらわれている。
また、インソールのデザインはヒールとは反対のロゴを採用している。
”CACTUS JACK”のロゴキーホルダー付属することから、ファンの間では通称"CACTUS JACK"と呼ばれている。
リリース前にはTRAVIS SCOTT(トラヴィス・スコット) 自身も公式Instagramからコラボスニーカーの画像を投稿したり、HOUSTON ROCKETSの「P.J. Tucker(P・J・タッカー)」が試合で着用するなどリリース前から注目を集めていたモデルだ。
TRAVIS SCOTT X AIR JORDAN 4 “CACTUS JACK”(トラヴィス・スコット × ナイキ エアジョーダン 4 カクタス・ジャック)の定価は23,760円だったが、セカンダリーマーケットではそれをはるかに上回る価格で取引がされている。
-3.そのほか
コラボスニーカー「AIR JORDAN 4 “CACTUSJACK”(エアジョーダン1カクタスジャック)」だが、発売されたカラーとは別の「オリーブ」モデルをTRAVIS SCOTT(トラヴィス・スコット)自身が着用し話題となっている。
以前リークされていたカラーの「PURPLE」は関係者限定で1000足が生産されて配布されている。
風合いの優れたオリーブカラーのアッパーはスウェード素材で構築されており、サイドパネルやウィングパーツはブラックを採用している。
ミッドソールは2パターンが存在しているようで、ブラックベースにオリーブを組み合わせたモデルとホワイトを基調にブラックとオリーブを重ねたモデルが確認できる。
ヒールタブの右足には自身のレーベル"CACTUS JACK"の文字が入り、左足には"NIKE AIR(ナイキ エアー)”の文字が刻んだミスマッチデザインになっている。
現状は通常販売は未定のようだ。